✅ ナッシュの栄養価がいいらしいけど、本当?という疑問
✅ ナッシュのお弁当で生活がどの程度まかなえるのか知りたい
✅ ナッシュのお弁当は、ダイエット・生活習慣病対策にとても良い
✅ 「PFCバランス」に基づいて栄養価を理解
ナッシュのお弁当いいですよね。「安価・健康・手軽・美味しい」の4拍子そろった優秀な子。私も大好きです。特に「健康効果」を全面に押して他の冷凍弁当との差別化を図っています。
ここまで読んで、ナッシュ?という方はこちらの記事をどうぞ。
そこで抱いた疑問。本当にそんなにいいのか?売りたいからそれっぽい情報並べているだけじゃない?と。
そこで、考察してみました。実は私、今でこそメーカーのソフトエンジニアをしていますが、大学院時代は医大で糖尿病患者向けの医療機器の研究をしていました。医者ではないですが、医学や栄養学についても学んできています。
結論から言えばいい。
・ダイエットをしている人
・高血圧や糖尿病をはじめとした生活習慣病予備軍の人
にとってかなりおすすめできます。
ナッシュの栄養基準
ナッシュはすべての冷凍弁当で次の基準を満たしていることを約束しているようです。
■塩分2.5g以下
■糖質量30g以下
これが、先程のべた人たちにすごく良いのです。
低塩分の力
まずは、塩分。取り過ぎちゃいかんよと口を酸っぱく言われた人も多いのかと思います。なぜか、高血圧になる人が一定割合でいるからです(参考:vol.98「食塩感受性高血圧」って、どんな高血圧?(オムロン))
参考記事によれば、遺伝子依存で「塩分摂取により高血圧になる人(食塩感受性高血圧)」と「そうじゃない人(食塩非感受性高血圧)」の人が存在することが述べられています。
じゃあ、いくら塩分とっても大丈夫な人もいるんじゃん!俺も私もそうならいいな!と思った方もいるかも知れません。
しかし、東大名誉教授 藤田氏によれば、
減塩(一日6グラム未満)はすべての高血圧患者に必要である
「食塩、カリウムと高血圧」(藤田 敏郎 東京大学名誉教授,2015)
と述べられています。残念でした。。
じゃあ、一体どこまで摂取していいのよ!ということで基準がこちら
1日の必要量 | 1-2 g |
高血圧者の推奨摂取量 | 6g未満 |
男性の推奨摂取量 | 8g未満 |
女性の推奨摂取量 | 7g未満 |
ちなみに日本人の塩分摂取量はこの推奨量を全然超えています。
男性で11g、女性で9.2gの摂取が平均的な現在の摂取量です。
現代人が日常的に食べている、コンビニ食・外食・レトルト食品を日常的に食べているうちはなかなか塩分量を減らすのが難しそうです。
そんな中、ナッシュの弁当は最大でも2.5g以下です。
例として、以前わたしの注文したお弁当の食塩記載を並べると、
ぶりと野菜の黒酢あんかけ:1.7g
牛肉のデミグラスソース:1.2g
ヤンニョムチキン:2.2g
ガーリックバジルシュリンプ:2.2g
ハンバーグと温野菜のデミ:2.5g
鶏肉の照り焼き:2.3g
と平均すると2gでした。
男性なら上限の「ハンバーグと温野菜のデミ」を3食食べても一日の推奨量に収まります。
女性でも、味の濃いものに偏らなければかんたんに一日の推奨量に収まります。
高血圧者は、流石に無作意に選んだら基準を超えてしまいますが、全体のバランスをみて基準以内に3食取ることが十分に可能です。
PFCバランスの改善に注目
続けて、低糖質が本当にいいのかという話。結果的には、ダイエットをしている人や糖尿病を始めとした生活習慣病予備軍の方にとって良いですよという話。
糖質といえば、たくさん・一気に取ると、血糖値があがるから取り過ぎちゃいかんよ。とか。ゆっくり食べたほうがいいとかいうあれです。
が、今回はPFCバランスという観点で糖質を見ていきましょう。筋トレやよく勉強しているダイエッタの方には最近知られてきましたが、一般的にはあまり聞き慣れない言葉かと思います。
P(Protein):タンパク質
F(Fat) :脂質
C(Carbohydrate):炭水化物
これらのバランスを取りましょうというお話。
じゃあどんなバランスがいいのかというと、
「摂取カロリーをタンパク質から2割、脂質から2割、炭水化物から6割」取るようにしましょうというのが今回のお話。
基本的に現代人は炭水化物(糖質+食物繊維)過多の傾向にあります。
そのため、糖質をバッチリ制限したnoshの弁当に食事の一部を置き換えていくことでバランスの改善に繋がります。
糖質=悪といっているのではなく過剰に摂取しすぎているであろう糖質を、減らしていくための活動となります。
まとめ
①低塩分による高血圧の予防
②低糖質・高タンパクによりPFCバランスを整えやすくなる。
により、ダイエットをしている人。生活習慣に不安があり、長く健康に暮らしたい人におすすめです。
具体的なナッシュの注文方法等はこちらの記事でまとめています。